エイコン社長ブログ「らっこの独り言」

炎天下の東京ビッグサイト

。。に行って来ました。25日（金）午後2時のことです。

この日、都心は今年最高の34.5℃
しかも、ビックサイト周辺はビルの照り返しで
灼熱地獄。。

おまけけによどんだ海がそばにあるせいか、
湿度は確実に80％を超えてますね～

そうまでして、ゆりかもめの「国際展示場正門前駅」まで
足を運んだのは今日が「ジャパン・インターナショナル・
シーフードショー」の最終日だからです。

http://www.exhibitiontech.com/seafood/

で、らっこの目的は、このシーフードショーに出展している国際的NPO、
MSC（海洋管理協議会）のブースの見学です。

http://www.msc.org/

広い会場内をさんざん探し回ったあげく、一番奥まったところに
ようやく見つけました。

日本代表の石井さんだけでなく、地域本部のシドニーからも助っ人が
駆けつけていたので、話が結構盛り上がりました。

この分野における日本の対応は欧米に比べ立ち後れていますが、
なんといっても日本は、アイスランド、ポルトガルに次いで世界3位の
水産物消費大国です。

私たちの食卓から魚が消えてしまわないよう、MSCの認証制度と
「海のエコラベル」が日本でも一日も早く定着するといいですね。

そのためには、業界関係者だけでなく一般消費者、さらには子供に
至るまで、一人でも多くの人が「持続可能な漁業」の重要性に気づく
よう、らっこもサポートしていくつもりです。

小学生も重要なターゲットです。

すでに某小学校では社会科の副読本にMSCの話が出てくるそうです
が、今夏のうれしいニュースとしては、「夏休みの自由課題にこの問題
をとりあげたいので、いろいろ教えてください」といった問い合わせが
何名かの小学生から届いているとか。。。

夏休みが終わる頃が楽しみですね。そういえばMSCのブースでは、
こんなかわいらしいチラシやシールも配っていました。

お魚好きの方は、是非、↓の
ビデオもご覧下さいね。
もちろん、お魚が苦手な方も
是非どうぞ。。（笑）

誰も寝てはならぬ♪

…とくれば、プッチーニの歌劇『トゥーランドット』の中で王子が歌い上げる
アリア「Nessun Dorma」ですよね。

テノールのアリアとしては名曲中の名曲です。パバロッティの張りのある
絶唱が懐かしいですね～

でも、今のらっこはオペラ気分に浸っている場合じゃありません。

というか、この1週間ほど、「寝てはならぬ」夜が続いているのです（笑）

実は某クライアントのための調査プロジェクトで、毎晩のようにアメリカ側の
パートナーと電話やメールでブレストや進捗状態の確認をしているのです。

ま、時差の関係で、リアルタイムでやろうとすると、どうしても日本時間の深夜
から翌朝にかけての時間帯になってしまいます。

らっこはもともと夜型なので、一晩ぐらいだったらどうっていうことないのですが、
連続6日ともなると。。　おまけにこのところの異常なまでの蒸し暑さ。。　

さすがにちょっとバテ気味です。

とはいえ、意見やアイディアをぶつけ合い、それが徐々に形になっていくのは、
実に楽しいもんですよ♪

おっと、また仕事に戻らなくては！

美術館でのレセプション

昨日は雨の中、虎ノ門まで行ってきました。

例の美術館で今日から始まる展覧会のオープニングレセプションに
招待されていたからです。

この展覧会は朝鮮王朝、１８世紀頃に「月壺」（moon jar）と称された白磁
の大壷を現代に蘇らせたことでも有名な韓国の女流陶芸家、朴英淑さんの
日本初の個展ということもあってか、金曜のレセプションには悪天候にも
かかわらず、各界の著名人も含め、１００名以上の人が参集。

普通なら立食形式でおそらく８０名程度が定員の
はずの「ヴォワ・ラクテ」は、文字通り立錐の余地なし。。

「ヴォワ・ラクテ」自慢の日本庭園もほとんど見えない
ほどです。

主催者側の顔ぶれも、菊池美術財団の菊池智理事長や林屋館長のほか、
特別ゲストとしてチャン・ヤンモ元韓国国立中央博物館館長、美術作家の
リー・ウーファン氏、そして、もちろん朴英淑さんご夫妻。。

招待客の中には、加藤タキさんや川瀬敏郎さんの
姿も見えます。

ちなみに、今回の展覧会では、川瀬さんが竹薮の
中で見つけたという優に６メートルはあろうかという
枯れ竹を、朴英淑さんの白磁の大壷に掛け渡した
インスタレーションは実に見事でした。

http://www11.ocn.ne.jp/~kawase/profile.html

そんな華やかなレセプションでしたが、当の朴英淑さんにスピーチ
の番がまわってきたとき、聞き取れないくらいの小さな声で、「私の
作品をご覧になってください」とだけ恥ずかしそうにボソッと韓国語で
話したのがとても印象的でした。

やはり芸術家は口ではなく、作品で語るということなのでしょうね。

NPOのマーケティング

NPOのマーケティング支援に向けて、今日からまた一歩、
動き出しました。

「NPOのマーケティング支援」。。。と言うとちょっと大袈裟かも
しれませんが、要するに非営利団体が本来の目的を少しでも
達成しやすくなるよう、エイコンのノウハウを使って、サポート
していこう、ということです。

今日から動き出したのは、3月19日付けの「らっこの独り言」
でもご紹介した美術館のマーケティングです。

http://acorn.typepad.jp/seaotter/2008/03/index.html

で、この美術館の認知度と来場者数アップに
向けた第1回目の打合せからさきほど戻って
きたところです。

非営利の財団法人なので、コストを最小限に
抑えながらいかにして効果を上げるかが問われますが、それだけ
に知恵も絞らなくてはなりません。

それがまた実に楽しいのです♪

このプロジェクト、NPOのマーケティングでは
経験豊富なウチの若手役員が担当です。
普段はどちらかと言うと謹厳居士（笑）みたいな
彼もいつになく楽しそうです。

仕事を楽しめるっていいことですね～

NPOといえば、6月12日付け「らっこの独り言」でもご紹介した
海洋資源のサステナビリティ関連の国際的非営利団体からも
今週、「是非お願いします」との連絡が届きました。

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どうやら、今年の夏は楽しい夏になりそうです♪