昨晩は、いきつけの割烹「さくらさくら」で、久々にNPO法人ETIC.の山内さんと
旨い酒を酌み交わしました。
http://www.sakurasakura.co.jp/
ETIC.といえば、起業家型リーダーの育成とソーシャル・イノベーションの分野で
目を見張るような活躍をしているNPO法人。。
山内さんはそこのディレクターですが、彼と飲むのは、そう。。2年ぶりでしょうか…
李白の詩に「山中與幽人対酌」というのがありますが、まさに「両人対酌山花開」の
気分です。
両人対酌山花開 (両人 対酌すれば 山花開く)
一杯一杯復一杯 (一杯 一杯 また一杯)
我醉欲眠卿且去 (我酔ひて眠らんと欲す きみしばらく去れ)
明朝有意抱琴来 (明朝 意あらば 琴を抱いて来たれ)
それほど気持ちのいい男なのです、山内さんは。。 いや、「いい男」というより
夢枕獏の『陰陽師』に登場する安部清明の友、源博雅のような「良き漢(おとこ)」と
形容した方がぴったりしますね~。
源博雅のように、背筋をしゃんと伸ばし、まっすぐ前を見つめる…そんな山内さん
ですが、次世代育成と社会的事業(ソーシャルビジネス)を一貫して追求する彼の
姿勢は実に爽やかです。
2年前に会った時は、その夢の実現のための幾つもの斬新なアイディアを熱く語って
くれましたが、それらのアイディアが飛躍的な進化を遂げ、今、大きく花開こうとして
います。
とにかく、すごい構想なのです。これからの日本が必要としているこの構想のどこが
すごいかを、らっこもブログに書きたい気持ちで一杯なのですが、8月に予定されて
いる公式発表までは、ぐっとこらえて口にチャックです(笑)
このブログの読者のみなさん、カレンダーの8月8日に大きな赤丸をつけておいて
くださいね。不況を吹き飛ばしてしまうような…そして日本の将来を明るく元気に
するような何かが起こるはずです。
でも、この2年間で、彼のアイディアが「単なるアイディア」から「構想」へ、そして、
実現可能な「枠組み」へと大きく進化した背景には一体何があったのでしょうか。
その謎が、杯を重ねるうちに見えてきました。
らっこ流に言えば「異文化体験」です。
彼は昨年、米国務省からの招待で3週間ほど各地のNPOと交流してきたそうです。
ワシントンD.C.から、ミシガン、ニューヨーク、ミズーリーと回り、アメリカのNPOの
活動をつぶさに見たり、意見交換をしたり…といった体験が刺激となり、きっかけ
となり、今回の枠組みへと結実した。。 らっこは、そんな印象を受けました。
山内さん、応援しますよ! そしてエイコンもなんらかの形でこの新しい枠組みに
貢献できるようにします。
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