さきほどのブログ「満24歳といえば…」で書き忘れたことがひとつ。。
テレビを観ながら書いていたのですが、ドイツを代表するバイオリニスト、
フランク・ペーター・ツィンマーマンが実にいいことを言っていました。
彼が、エンリーコ・パーチェとの競演でバッハのバイオリンソナタ第1番
から第6番までを収録するまでを追ったドキュメンタリーで、これはこれで
素晴らしいドキュメンタリーだったのですが…
http://www.youtube.com/watch?v=Q-B-eKDH_1w
その彼がインタビューに答えて、こんなことを言っていたのです。
オーケストラと競演しているとき、一瞬、無になるときがあります。
オーケストラのメンバー全員から支えられて体重がゼロになり、
身体がふわっと浮くことがあるのです
全員の息があったときに起きる現象で、当然、一人で演奏しているときは
身体が浮くことはないとか…
この言葉は、コミュニケーションにも、また経営にも通じる…そんな気が
します。すべてがシンクロしたときの現象なのでしょうか。
それとも、ハーモニーのマジックなのでしょうか。。
そういえば、オーケストラの名称に冠されることの多い「フィルハーモニー」
あれは、「調和を愛する」っていう意味でしたよね。
いずれにせよ、大切にしたい言葉です。
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