先週はインターン生にプレゼンテーション資料を作ってもらいました。
某クライアントから依頼されたプレゼン資料作りなので、練習じゃなく、
本番用のいわば“実戦”です。
で、昨晩、ついに素晴らしいパワポが完成しました。Visual impactもあり、
分かりやすくて説得力もある。。そんなパワポです。
もちろんその過程では何度もブレストをしましたが、そんなとき、らっこが
最も頻繁にインターン生に投げかけた質問。。それがこれです。
What's your story?
ときには作りかけのパワポを閉じ、資料も何も見ずに、自分のストーリー
を語らせる… これを何度も繰り返していく内にプレゼンすべき内容を
徐々に「自分の言葉」で、「自分のストーリー」として語れるようになる。
これは、言われた情報やデータを詰め込むだけの“info packer”から
“storyteller”(語り部)へと彼女が昇格できたことを意味します。
ここまで来ればしめたものです。そのストーリーの展開に従ってパワポの
画面を並べ、自分のストーリーが最も効果的に伝わるよう、それぞれの
画面をデザインしていけばいいのです。
でも、そうやって作ったパワポに「命を吹き込む」のは、プレゼンターです。
いくら素晴らしいパワポでも、それを使ってプレゼンする人が手元原稿を
棒読みするようでは台無しですよね。
そういう意味で、現在の最高の「語り部」…となると、多分Steve Jobs
でしょう。アップル社の親分です。百聞は一見にしかず。是非、下記の
URLをクリックしてみてください。今年6月に開かれたWWDC208での
彼の基調演説です。
http://stream.qtv.apple.com/events/jun/0806wdt546x/m_080690210abcn_650_ref.mov
Steve Jobsのプレゼンが世界最高といわれる秘訣はなんなのか…
それに関しては、BusinessWeekも幾つかのポイントをあげてるほか、
http://www.businessweek.com/smallbiz/content/apr2006/sb20060406_865110.htm
http://www.businessweek.com/smallbiz/content/jul2007/sb2007076_474371.htm
Garr Reynoldsも彼のブログ、PrezentationZenで何度も取り上げています。
http://www.presentationzen.com/presentationzen/2005/10/apple_special_e.html
http://www.presentationzen.com/presentationzen/2005/11/the_zen_estheti.html
学ぶところ大ですね~
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