某大学の2007年度(2006年4月~2007年3月)の
広報活動報告書を昨日、まとめ終えました。
広報の成果を測る“モノサシ”は何種類もありますが、
マスコミに取り上げられた回数(=記事件数)などは
最も分かりやすい指標のひとつですね。
その指標でみると多少のUp & Down
はあるものの、2001年以降、基本的
には右肩上がりに推移し、昨年度は
ついに過去最高の1,355件を記録
しました。
エイコンがこの大学のPRを担当し始めたのが2002年
4月なので、以後6年間で記事露出が2倍以上に増えた
ことになります。
あらためてグラフを見ると、うれしさがこみあげてきます。
大学の広報といっても秘策があるわけではありません。
特にエイコンの場合は通常のPR会社と違い、徹底した
PULL戦略です。地道な情報発信を根気よく、一貫性を
もって持続すること。。それがすべての基本です。
強いて言えば、それに加えて、誠意あるマスコミ対応や
大学側の広報担当者との息のあった連携プレーなども
重要なポイントでしょうね。
PULLが基本なので、個別の記者をキャンパスに招待
する場合も、いわゆる“あごあしつき”を餌に釣るような
ことは一切せず、仕込みにじっくり時間を掛け、記者が
キャンパスを訪問したくなるまでひたすらに待つ。。。
一見、非効率な方法のようですが、その方がはるかに
ヒット率が高いのです。
「学問に王道なし」と言いますが、たしかにそうですね。
奇をてらわず、地道にやるべきことをやり続ける。。
まさに持続は力なり、ということなのでしょう。
先週、この工業大学の広報課長と電話で話をした際、
「今年の春のオープンキャンパスは700名参加という
大変な盛況で、昨年を大きく上回っただけでなく、
女子の比率が増えた」と喜んでおられました。
地道な努力が報われたときって本当に幸せな気分
になりますね。
こんにちは。
私のブログにいらして下さってどうもありがとうございました。
らっこさんのブログにもお邪魔してみましたら、大学の広報のお話。
私自身も理系院生の立場でいろいろ関わったり、思うところもあり、大変興味深いです。
様々に難しいこともあると思いますが、努力が報われてきたことは本当に素晴らしいことですね。
またお邪魔させて頂きます♪
投稿情報: suikyo | 2008年5 月12日 (月) 15:07
suikyoさん
素敵なコメントありがとうございます。
mixiと違って、会社のブログには普段めったにカキコは
ないだけに、一層うれしいです。☆
こうやってsuikyoさんと知り合えたのも、勝間和代さんの
おかげですね♪(感謝、感謝です)
生物学の話も今度、ブログにアップして下さいね。
投稿情報: らっこ | 2008年5 月12日 (月) 15:34
仕込みにじっくり時間をかける。。。とても参考になりました。
私のお教室もそうですね。
生徒さんが来たいと思うような、お教室になれば・・・それまで、私自身が
地道にやるべきことをやり続けること
なのですね。
とても”元気”をいただき、ありがとう
ございました。
投稿情報: クロワッサン | 2008年5 月14日 (水) 14:28
クロワッサンさん
仕込みに時間をかける。。。ひょっとしてパンづくりと同じ
でしょうか?(笑)
なにごとにおいても効率とスピードが要求される現代ですが、
ものによっては、せかさずあせらずじっくり寝かせる。。
寝かせて発酵するのをただ待つことも大切ですね。
じゃ、パンよりワインづくりかな(笑)
投稿情報: らっこ | 2008年5 月14日 (水) 23:05