今度の金曜、25日は“World Malaria Day”。。
記念すべき第1回ワールド・マラリア・デー
まであと4日。。
そんな先週のある日、ワシントンの世銀
本部で環境政策を担当している友人から
面白いゲームを教えてもらいました。
United Nations Foundation(国連財団)がマラリア撲滅のため、
世界中の人々の「ワールド・マラリア・デー」に対する意識を
高めようと開発したゲームです。
http://www.nothingbutnets.net/its-easy-to-help/wmd
DELIVER THE NET というこのゲーム。。日が沈んでマラリアを
媒介する蚊が出てくる前に、スクーターを運転しながら途中で
出会う何人のアフリカ人にNET(蚊帳)を手渡せるか。。その数を
競うゲームです。
スクーターの荷台に積んだ蚊帳がはけてしまえば、そばの国連の
トラックから幾つでも蚊帳を補充できます。
※世界では30秒に1人、子供がマラリアで亡くなっています。
そのほとんどがアフリカの子供たち。。そんな幼い犠牲者の
数を減らす手っ取り早い方法が蚊帳だそうです。
なかなかよく出来ているゲームなので、是非トライしてみてください。
ちなみに、らっこが日没までに手渡すことができたのは9人でした。
ふむ。。ちょっと少ないかな。。
で、ゲームが終わったら、サインアップしてあなたのメルアドを記入
しさえすれば、あなた自身が寄付をしなくても、実際に蚊帳が一つ
(あっ、蚊帳は「一張り」でしたね)、アフリカに寄贈されるのです。
これ、ちょっと不思議な気もしますが、最近流行りのクリック募金の
一種です。ちょっと仕組みをご説明しましょう。
実は、国連財団は第1回ワールド・マラリア・デーに向け、アフリカ
に蚊帳を寄贈するために20万ドルの基金をすでに用意しています
が、この基金で蚊帳を買ってただアフリカに届けるよりも、一人でも
多くの人たちにこのゲームに参加してもらい、20万ドルを上限として
参加してくれた人の数だけ蚊帳を寄贈しようという仕組みです。
http://www.flickr.com/photos/nothingbutnets
もし、あなたが短気だったり、忙しかったりする場合は、ゲームを
しなくてもOKです。名前とメルアドを書き込み、「SEND MY NET」と
いうボタンを押せば、「あなたの名前で」蚊帳が一張り(10ドル相当)、
アフリカに寄贈されるのです。
うまい仕組みですね~
らっこも含めて、すでに6,443人の人がこのキャンペーンに参加。。
ということは、6,443×@10ドル=64,430ドルなので、まだ13万
ドル強、基金の枠が残っている勘定になります。
だから、今からでも間に合いますよ!
コメント