何もしないことが最高のリフレッシュ。とはいっても家でごろごろしているとついTVのスイッチを…。で、昨日もFOXとMysteryチャンネルを中心に朝から晩までテレビ漬け。とはいっても、普段はTVを楽しむ余裕などほとんどない生活なので、たまにはテレビ漬けもいいもんです。新しい発見もあるし…。
なかでも最高に面白かったのは、"Queer Eye for the Straight Guy"。FOX Japanのサイトでは、「US版"ダサ男改造計画"はゲイにお任せ!」とのうたい文句で紹介されていますが、もともと米ブラボー・ケーブルテレビ・ネットワークで放映され、ケーブル局としては史上最高の視聴率を記録。親会社NBCでもプライムタイムに全国ネットで再放送されたほどの超人気番組。
http://www.foxjapan.com/tv/bangumi/queereye/index.html
インテリアデザイン、ファッション、料理等々それぞれのプロである5人のゲイが、ぱっとしない"ストレート男"を改造していく趣向の番組で、5人("Fab Five")の軽妙な会話も最高だし、5人のキャラも人気で、ファンのブログもあれば、グッズも販売されている。というとこまでは知っていたけれど、実際に番組を見たのは、これがはじめて!
で、今回の"ダサ男"は、ケビン・ダウニー, Jr.という売れないコメディアン。ステディでつきあっているマチルダになかなかプロポーズできないどころか、ごみため同然に散らかった部屋に嫌気がさしたのか、彼女の足も遠のいている… そんな状況をFab Fiveが一変させてしまうのです。最後にケビンがマチルダにプロポーズする場面では思わず涙が… ひょっとしたら、『大改造!! 劇的ビフォーアフター』より面白いぞ、これは。
"Fab Five"で思い出しました。数年前、P&Gが開催したセミナー"Buzzpoint"のことを。口コミの効果的活用を説くため広告・PR各社のトップを招いて開催したものですが、参加者の度肝を抜いたのが冒頭で上映された"Influencer Eye for the Brand Guy"。もうお分かりですね。そう、"Queer Eye for the Straight Guy"のパロディです。P&G社の幹部5人が扮する"Fab Five"が、いまだに広告予算の99%をTVにつぎ込んでいる時代遅れのブランド・マネージャーの考えを"まともなもの"に改造しに出動する…たしかそんなストーリー展開でした。あのマジメなP&Gが、とびっくりしたのを今でも覚えています。
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