若者とは話をしてみるもんです。
モータースポーツの世界では超有名な欧州の某チームに所属しているA君から
昨晩、電話がありました。めっちゃ鼻っ柱が強く、和を尊ぶ日本社会なんかじゃ
とても生きていけない。。そんな若い頃の彼を知ってるだけに、その変貌ぶり
には、驚かされました。
だってですよ、日本を離れた10代後半からめきめきと頭角をあらわし、自信に
満ち溢れていたA君ですよ。日本人には珍しいほどの個人主義・実力主義で、
裏を返せば、その分、ことなかれ主義と中途半端な妥協を毛嫌いし、議論でも
相手が間違っていれば容赦なく叩き潰す…そんな彼が昨晩はこんなことを
言うんです。。
これまでは、自分ひとりがベストを尽くせばいいと思っていたけど、
今は、まわりからいかにしてベストを引き出すか、ただそれだけを
考えてます。議論のときも決して相手を追い込まず、逃げ場を用意しておいて
あげるって重要ですよね。そのことが最近わかってきました。だって
いくら相手が間違っていても、追い込んでしまうと「恨み」が残るでしょ。
恨みはお互いにとってなんのプラスにもならないから…自分が一杯一杯になっていても、それを周りに感じさせたら終わり
ですよ。責任ある立場に就くっていうことはそういうことなのかも…
いや~、まいりました。こんなことを言うまでに成長したとは。。。
でも感心してる場合じゃないぞ!彼の言葉を胸に刻んでおかなくっちゃ!
A君、ありがとう。
明けましておめでとうございます。
遅いコメントでごめんなさい。
相手に”逃げ場を用意しておく”って素敵なことですね。
自分に余裕がなければ、出来ないことですし、また相手に対する思いやりも、もちろんのこと。
それは相手を受け入れることから始まることなのでしょうか。
投稿情報: クロワッサン | 2008年1 月 1日 (火) 00:28
クロワッサンさん、ありがとう。
たしかに“逃げ場を用意しておく”ってなかなかできるもんじゃありません。らっこはいつも相手を追い詰めてしまう傾向があるので反省しています。
それにしても、「相手を受け入れることから始まる」というクロワッサンさんの言葉もすばらしいです。座右の銘にしますね。
今年もよろしくお願いします。
投稿情報: らっこ | 2008年1 月 1日 (火) 01:57