東京は今日、36度。福岡より暑い ひょっとしたら世界で一番トロピカルかも。。 だってバリ島が29度、ジャカルタが32度、 エジプトのカイロだって35度ですよー!
暑さもここまでくると腹がすわります。中途半端にクーラーのきいた部屋に閉じこもっていないで、炎天下に行くぞー。。と 深川の富岡八幡の祭りを見に行ってきました。 来年が本祭りなので、今年は「陰祭り」だけど、さすが「江戸の三大祭り」の一つといわれてるだけあって、いいもんですね。
で、暑さも忘れて見ていたら、すぐ目の前で、なんと柿沢さんが祭りの世話役と立ち話をしているじゃないですか。うれしくなって思わず「柿沢さ~ん!」と声をかけてしまいました。元外相の柿沢弘治さんですが、僕がうれしくなったのにはワケがあります。
かつて彼の主催する勉強会の日米関係部会の講師をしていたこともあり、柿沢さんとは昔から知り合いなのですが、彼が政界を引退してほどなく、フランスから来日していた若者の進路のことで相談したことがあります。現役時代、代議士の中では随一のフランス通だったし、毎年、フランスから研修生を招いて自分の秘書にしていたほどの人だったので、柿沢さんの意見を聞いてみたかったからです。
ところが、アポの直前に倒れて入院してからというもの、ぷっつりと音信が途絶え、知り合いの政治部記者に聞いても消息が分からず。。ひょっとしたら、と心配していたのです。
そうしたら今日ばったり、富岡八幡で元気な柿沢さんと再会できたというわけです。うれしくなるのも当然ですよね。聞いたところ、あのときは狭心症をわずらい、退院後、住まいを山梨に移したとか。でも今も首からはニトログリセリンの入ったペンダントをぶら下げていました。
お大事に! そしてお元気で!
柿沢さんと言えば、東大⇒大蔵省⇒政治家。そしてフランス留学やベルギー大使館勤務も経験し、英語だけじゃなくフランス語もペラペラ。おまけにシラクとも知り合い。となると、まさに国際派エリートを絵に描いたような経歴ですが、実は、下町をこよなく愛する日本人です。江戸時代から続く「つづら屋・籠常」の長男として生まれ、隅田川で産湯をつかった生粋の江戸っ子だし、河東節も得意で、歌舞伎座に出たこともあるんですよ。
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