私には6歳下の弟がいます。
その弟が勤務するNPOコトバノアトリエの代表である山本繁さんのブログのエントリーに、
理事のB野がうちで働き始めて1年経ち「この1年、辞めたいと思ったことは一度もなかったですよ」と言ってくれたのが、なによりも嬉しかったです。そういう組織をともに作っていければと思います。
とあったのを見て、非常に嬉しく思いました。素晴らしい上司のもとで、仕事をさせてもらっているようで何よりです。
さて本題。私と弟は全然見た目も性格も違うのですが、ふと考えると、恐ろしく似たキャリアを歩んでいることに気づきました。
地元公立小中→地元私立進学高→国立大文系という進路は全く一緒。ここまでならよくあるケース。ここまで2人とも順調。
しかし、大学で遊び呆け…いや、社会勉強を重ねて、2年留年で6年かけて卒業。これも兄弟一緒。全く褒められたものではありませんが、やや稀なケースでしょうか。
さらに凄いのが、2人とも就職活動を一切せずに、新卒でNPOに就職。ここまでくると日本中探しても稀でしょう…。社会のためにといえば聞こえはいいですが、許してくれた両親に感謝です。
そして現在、2人の肩書は、規模は小さい組織ながらも、兄は取締役、弟はNPOの理事です。で、先日父親が遅ればせながら、60歳にして取締役に就任しました。肩書き上は、父親の出世が一番遅い(笑…規模がぜんぜん違いますが)
まあ、田舎のごくごく普通のサラリーマン家庭だったのが、男性3人(父・兄・弟)全員が経営者になるという変な家族になっています。10年前には想像もできなかったことです。
そのうち、盆休みや年末年始には家族で相互経営相談会とか開かれるかもしれません。あ、それはそれで面白い気がする。今度一回やってみよう。
とにかく、莫大な教育費用をかけながら、寛大な進路選択を許容してくれた両親には感謝しています、と書いておきます。
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