エイコン取締役ブログ「異文化間マーケティング奮闘日記」

Seasons Greetings & twitterはじめました

▲会社の玄関。本当は「201」号室ですが、ちょっと細工しました。

すっかりご無沙汰してしまいました。もう年末ですね。

実は、当社代表の吉崎が夏から長いバカンス（？）に出てまして、その分、私がバタバタしてました。

かわりに来年は私がバカンスを頂こうと、今からたくらんでいます。

そんな中、今、一部で流行りのtwitterをはじめました。海外のメディアで話題になっていたのは昔から知っていたんですがその時は「何が面白いん？」と思ってました。

いやいや、やってみると楽しいですね…

書く楽しさも、読む楽しさも、「つぶやき」を通していろんな人とつながる楽しさも、まあ、確かに絶妙な感じです。何より、遅筆の私にはピッタリ。

というわけで（？）、しばらくtwitter中心で、お気楽に書いていこうと思います。
http://twitter.com/bantomo

もちろん、こちらも、機会を見つけて更新しますので、引き続き、よろしくお願いします。

怒涛の数カ月…

詳細は控えます（一部ご存じの方もいらっしゃると思います）が、当社は、現在、スクランブル体制で怒涛の数か月を過ごしております。

忙しいなんて口にするのは美学に反するのですが（何の問題の解決にならないので）、今回ばかりは、ほんとうに、忙しい…たくさんお仕事いただけるのは嬉しいことですが、ちょっと防戦一方。

しかし、なんとか、無事、乗り切りつつあります。権限委譲や若者の成長も進み、目途が立ってきたので、そろそろ攻めにも転じようと思います。

【おまけ】8月から暮らしている家内の愛猫（11歳、メス）、かわいい。

まるで生ハムのように重力に逆らうことなく昼寝しています。しかし、最初はまったくなつかなかったのに、今や、夜は同じ布団で腕枕して寝る仲。

恩師との別れ

●おかげさまで、5月はいろいろと新しい動きや出会いもあり、忙しくもかなり充実した日々でした。

●月末になり、高校時代3年間担任いただいた恩師の訃報に触れることに。当時関西随一と言われた厳しい学校生活を3年間耐え抜き、一定の成果を挙げることができ、そして自信をつけることができたのは、間違いなく3年間温かく励ましてくださった先生のおかげ。

50歳を過ぎたばかりでまだお若く、1年半前同窓会でお会いしたときには全くお元気で「卒業からこれだけ時間が経っても、これだけ集まってくれるクラスは君らぐらいや。僕にとっても特別なクラスやと嫁さんとも話している。まだ呼んでください」とおっしゃっていたのに…。本当に残念。

週の合間だったが、職場の皆の協力で仕事をやりくりし、急遽京都へ。直接お礼とお別れを申し上げることができた。弔電でなぜか卒業後13年も経った私たちのクラスのものが選ばれて全文が読まれたのを耳にし、本当に先生は家でも私たちのクラスのことを特別なものとして話してくださったのか、と感謝（偶然かもしれませんが、そう思うことにします）。

●その後はすぐ実家に帰り、徹夜でひたすら仕事。田舎のゆったりとした空気の中で、凄いITインフラ（父の趣味。改築時に全室に有線LAN網を整備。居住人数よりPCの台数が多くどれも超ハイスペック。Windows 7とか初めて使いました）を活用し、厳しい締め切りの作業をなんとか踏ん張って完了。あとは、もう少し仕事をして、今晩からは久々に一息つく予定。そして週明けからまたエンジン全開予定。

※実家の窓から。田舎です…

仕事と勉強三昧のGW

●GWは某調査案件に関する、資料読み込みと草案作りに追われる。もう少し簡単に済むと思っていたが、想像以上に状況が複雑で大苦戦。GWなのに締め切りに追われる夢まで見る始末。しかし、大変勉強になる案件。ちゃんとまとめれば、間違いなくレベルが一つ上がるような…。週明けからは別案件が本格的に動き出すこともあり、まずは木・金が勝負。

●私的な行事は、住宅購入準備のため夫婦そろって節約引きこもりモード。唯一予定していた野球観戦（阪神 vs. ヤクルト＠神宮球場）が残念ながら雨で流れたため、結局、住宅市場と住宅ローンの勉強ばかり。やり方一つでかなりの単位で支払額が変わるため、相当勉強したがこれもまた奥が深い。まあ、こちらは完全な自己責任なので、その分は気が楽だが、ちょっと金額的に冒険をすることも視野に入れているため、気は抜けない…。

歳をとった？

本日は昼からアポ2件。皆さまお忙しいのに、新しい案件をご紹介いただいたり、営業の相談に乗っていただいたり。ありがたいことです。

うん、やはりここ最近、動いた分だけちゃんと流れが良くなってきた気が…この調子を維持したいところ。

夕方からは制作会社との打ち合わせ。もらった提案の詰めが甘かったため、その旨を伝え、その後は、1時間30分激しく議論。

渋谷にある「カニチャーハン専門店」（チャーハンでも凄いのに、カニチャーハンに特化するとは凄い勇気。わが社も見習いたい）の例などを出しながら、今回の制作物で、どのような差別化・メッセージの絞込みが必要かを説明。ふぅ…なんとかいけそうかな、という感じ。

で、ミーティングの終わりに制作会社のＨさんから一言。

「僕はまだ26歳で若いので、またいろいろご指導ください！」

ガーン、まだ5つしか違わないんですが…はじめてそういうこと言われた…
いつも年上の方とご一緒することが圧倒的に多いので…

彼の謙虚さには拍手も、微妙な気分。

気がつけば経営者一家

私には6歳下の弟がいます。

その弟が勤務するNPOコトバノアトリエの代表である山本繁さんのブログのエントリーに、

理事のB野がうちで働き始めて1年経ち「この1年、辞めたいと思ったことは一度もなかったですよ」と言ってくれたのが、なによりも嬉しかったです。そういう組織をともに作っていければと思います。

とあったのを見て、非常に嬉しく思いました。素晴らしい上司のもとで、仕事をさせてもらっているようで何よりです。

さて本題。私と弟は全然見た目も性格も違うのですが、ふと考えると、恐ろしく似たキャリアを歩んでいることに気づきました。

地元公立小中→地元私立進学高→国立大文系という進路は全く一緒。ここまでならよくあるケース。ここまで2人とも順調。

しかし、大学で遊び呆け…いや、社会勉強を重ねて、2年留年で6年かけて卒業。これも兄弟一緒。全く褒められたものではありませんが、やや稀なケースでしょうか。

さらに凄いのが、2人とも就職活動を一切せずに、新卒でNPOに就職。ここまでくると日本中探しても稀でしょう…。社会のためにといえば聞こえはいいですが、許してくれた両親に感謝です。

そして現在、2人の肩書は、規模は小さい組織ながらも、兄は取締役、弟はNPOの理事です。で、先日父親が遅ればせながら、60歳にして取締役に就任しました。肩書き上は、父親の出世が一番遅い（笑…規模がぜんぜん違いますが）

まあ、田舎のごくごく普通のサラリーマン家庭だったのが、男性3人（父・兄・弟）全員が経営者になるという変な家族になっています。10年前には想像もできなかったことです。

そのうち、盆休みや年末年始には家族で相互経営相談会とか開かれるかもしれません。あ、それはそれで面白い気がする。今度一回やってみよう。

とにかく、莫大な教育費用をかけながら、寛大な進路選択を許容してくれた両親には感謝しています、と書いておきます。

進歩！

今日はクライアントである某社会人大学院で、募集パンフレットの打合せ。

私は事務局側の一員として、制作会社さんにはディレクションを、事務局側には助言をする立場です。

エイコンが1年半前にコンサルティングに入る前は、「満足いくパンフが出来ない」→「翌年は制作会社を変える」→「満足いくパンフが出来ない」→「翌年は制作会社を変える」…の繰り返し。結果、毎年デザインもバラバラだし、制作会社側の理解度も低いまま、という状況。

そこで昨年提案したのが、「こちらのことを一生懸命理解し、勉強してくれる制作会社を探し、長くお付き合いしましょう」ということでした。

そうして探した制作会社さんにお願いした昨年のパンフは、これまでと比較すると格段の進歩を実現。が、結果を見るに、まだまだ改善の余地あり。ただ、限られた時間と予算の中で、やるだけのことはやったし、今更あれこれ言っても仕方のないこと。

そういう意味では本当の勝負は今年。昨年はギリギリ合格の60点でも、今年は反省を活かして100点を！…と、1ヶ月前より何度も何度もコミュニケーションを重ねてきました。

そして、今日、とうとう構成案とデザイン案が固まって来ました…これが、予想以上の出来！いやー、この調子で行くと完成が楽しみ。120点ぐらいになるのでは。もちろん、求められているのは、結果の数字ですので、パンフの出来が良さそうということだけで喜んではいけませんが、いい方向に進めそうです。

その他の案件も、ここ1ヶ月は試行錯誤と我慢の日々といった部分もあったのですが、急に複数同時でいい方向に回りだしてきました。ゴールデンウィークもお仕事をさせてもらえそうで（笑）、このご時世にありがたいことです。

楽しいランチ（2日目）

ご迷惑がかかるといけませんので、詳細は書けないのですが、某省における広報・コミュニケーションの最前線で奮闘されている方と、昼食をご一緒させていただきました。

様々な制約があるため、日本の官公庁で広報・コミュニケーションを思うように機能させるのは難しく、なかなか苦労されているとのことですが、小さいながらも成果を挙げられているとのことで、素晴らしいと思いました。

日本の将来のためでもあり、自分がやりたい仕事でもあるので、「何でもいいので手伝わせてください」と、お伝えしておきました。

とにかく、楽しくエネルギーが沸いてくる会食でした。ありがとうございました！お役に立てるよう、もっと勉強します…

※ランチの場所は、エイコンが会員になっているFCCJ（日本外国特派員協会）のレストラン。大変眺めが良く（皇居が一望できます）、大切な方と食事する際はいつもここです。

楽しいランチ（1日目）

今日は、エイコンのOB（学生時代にアルバイト）であり、私の大学の同級生（後で知ったのですが）でもある佐藤純さんが近くに来たとのことで来社。ランチをご一緒しました。

彼は、大学卒業後、外資系コンサルティング会社に就職。銀行での新規事業開発を経て、IT系の新卒就職支援サービスを運営するフルライフ社を起業したという、変わったキャリアの持ち主です（人のこと言えませんが…）。

エイコンとは全く業種は違いますが、「不景気…それもかなり深刻…って、そんなことは分かっているので、じゃあどうしよっか？」、ということでは状況は一緒。

具体的には書けないのですが（コンサルティング会社のブログの難しさです）、いろいろと話しているうちにヒントをいただきました。

いやー、まだまだ僕も頑張らねばいけません。刺激を受けました。感謝です。

＊IT業界も大変だと聞きますが、専門学校で実践的な職業訓練を受けた若者を採用したい！とお考えの方は、ぜひ、フルライフ社に相談してみてください。専門学校の見方が180度変わります。良い専門学校というのは、良い人材を輩出しているというのを、彼のおかげで知りました。

人生最大の消費を前に想う

現在、新居を探し中。

上京以来、賃貸マンション暮らしを13年続けたが、いよいよ購入予定。結婚したからだろうか、不況の影響だろうか、資産を持っておきたいという気持ちが強くなった。

減税メリットも大きいし、価格も下がっているし、現在が買い時と判断。特に転勤の予定もないし…（転勤するかどうかは、自分の意思次第。こういう時に今の立場は強みだ）

諸々の事情を考慮し、山手線の内側というのは最低条件。
（残業しても、どこで飲んでも、タクシーで安く帰れるから…）

また、意外に一戸建てが安い、という話も耳に。都心で一戸建てなど、ありえないと思っていたが、探してみると驚きの価格。田舎育ちの私は、一戸建てに即決。

そうすれば、今の世の中便利なもので、ネット条件をパパッと入れると、ザーッと候補物件が出てくる。とっても簡単で24時間365日OK。

これがちょっと前なら、不動産屋を一軒一軒回って、毎回毎回アンケートを書いて、店員さんがファイルを一生懸命探して…すさまじく時間と体力がかかったことだろう。

不動産の購入プロセスは劇的に変化したのだな～ということを肌で実感。

と、同時に、お気に入りに登録した複数物件の価格が2週間のうちに百万円単位で、下がっていくのを見てビックリ。いやー、これだけ便利になっても、不動産って今、ほんとに売れていない（で、不動産屋の資金繰りが苦しい）のね…ということも実感。

ええい、こうなったら、意地でも買おう、買って景気に少しでも貢献しよう、と思った。

さらに、一戸建ては駐車場もついているし、要らないと思っていた車も買おう！
よ～し、どんどん景気対策に貢献してやるぞ～

そんな、妙な決意を胸に抱きつつ、仕事に励む今日この頃です。

まあ、不況下だからこそ、「どうすれば消費者が動くのか」ということを考えるため、率先して消費意欲を持ち続けることは我々の仕事の重要な一部だとも思っています。

…あ、そういえば免許持ってないんだった…教習所に通う暇、あるかしら…

＊今日、そんな話を、社内でしたら「じゃあ、『早速』今夜候補物件をチェックしに行こう」ということに。この妙なフットワークの軽さと、おせっかい振りが我が社の恐ろしいところ。ええ、まあ、コンサルタントの基本はまず「現場」からですね。