エイコン社長ブログ「らっこの独り言」

梅の香

久々のweekend!

足かけ2ヶ月にわたって続いたプロジェクトの締めくくりプレゼンがようやく
終り、クライアントからも「大変充実した内容で、とても参考になりました」と
お褒めの言葉をいただいたのが、二日前の金曜日。。

文字通り骨身と睡眠時間を削っての作業の連続だっただけに、正直相当
疲れたけれど、クライアントに大満足していただけたのは、とてもうれしい
ですね～

ま、そんなわけで久々の週末です。今日（昨日？）は天気もよかったので
散歩がてら近くの平河天満宮にお参りに行ってきました。

鳥居をくぐってまっすぐ石段を上がり…お賽銭箱の前で手を合わせていたら
梅の香がすーっと漂ってきました。

濃密な中にも凛とした爽やかさのある、とてもいい香りです。

あらためて境内に目をやると、紅梅は五分咲きだけど、白梅は満開寸前。。

ただそれだけのことだけど、不思議と癒されました。

月曜からは新たなプロジェクトがいくつか控えています。
心機一転、がんばろーっと☆

無になる瞬間

さきほどのブログ「満２４歳といえば…」で書き忘れたことがひとつ。。

テレビを観ながら書いていたのですが、ドイツを代表するバイオリニスト、
フランク・ペーター・ツィンマーマンが実にいいことを言っていました。

彼が、エンリーコ・パーチェとの競演でバッハのバイオリンソナタ第１番
から第６番までを収録するまでを追ったドキュメンタリーで、これはこれで
素晴らしいドキュメンタリーだったのですが…

http://www.youtube.com/watch?v=Q-B-eKDH_1w

その彼がインタビューに答えて、こんなことを言っていたのです。

オーケストラと競演しているとき、一瞬、無になるときがあります。
オーケストラのメンバー全員から支えられて体重がゼロになり、
身体がふわっと浮くことがあるのです

全員の息があったときに起きる現象で、当然、一人で演奏しているときは
身体が浮くことはないとか…

この言葉は、コミュニケーションにも、また経営にも通じる…そんな気が
します。すべてがシンクロしたときの現象なのでしょうか。
それとも、ハーモニーのマジックなのでしょうか。。

そういえば、オーケストラの名称に冠されることの多い「フィルハーモニー」
あれは、「調和を愛する」っていう意味でしたよね。

いずれにせよ、大切にしたい言葉です。

満２４歳といえば…

そう、もう大人ですよね～

実は、今から２４年前の今日。。
１９８５年２月１４日にエイコンは誕生しました。

少しは“大人”になったでしょうか？

相手の心に届くコミュニケーションをデザインする。。
コミュニケーションを通じて不協和音を減らすことで、社会を楽しくし、
人や企業を元気にしたい。。

それを実現するため、エイコンは生まれました。

同じ日本人同士でも、そして同じ職場の中ですら、人は皆、異なります。
育った環境や性格、考え方や価値観も人それぞれです。

だから、「当然、相手に伝わるだろう」という思い込みは危険です。
まず、相手の考え方や価値観を理解・尊重しようという姿勢がなければ
伝わるものも伝わりません。

エイコンが「異文化間コミュニケーション」という視点を重視しているのは、
まさにそのためです。

http://www.acorntokyo.com/j/dna2.html

「みんなちがって、みんないい♪」（金子みすゞ）

かっこよく言えば、私たちは皆、多様性の中で共生しているのです。

おかげさまで今では、私たちのそうした考え方も徐々に理解されるように
なってきました。

最初は文字通り、「一粒のどんぐり」でしたが、そのどんぐりが芽を出し、
苗木ぐらいには成長したのかもしれませんね（笑）

少しずつですが、仲間も増えてきました。２０代から３０代の若い元気な
どんぐりたちです。これからがますます楽しみです。

不況知らずの躍進

昨日、最新号の『国際商業』が編集部から届きました。

超優良企業と思われていた会社が軒並み業績悪化に悩んでいる中、
「不況知らずの躍進を続ける英リキット・ベンキザー」という見出しは
ちょっと興味津々ですね～

あ、叱られない内に告白してしまうと、これらっこが寄稿したものなんです。

でも。。自分が書いた記事だから言うわけではありませんが、いまどき
役に立つヒントがいっぱいあって、面白いですよ～

ご関心のある方は売り切れないうちに是非、書店でどうぞ。。
明日（７日）発売で…１冊たったの８００円です（笑）。